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シルクスカーフの上手な使い方
シルク100%のスカーフは他の繊維にはない風合いと機能がある素晴らしい自然素材で、装いに華やかな彩りを添えるファッションアイテムとなっていますね。
今もっとも旬なモード界隈のファッションショーでもスカーフ使いのトレンドが席巻しています。
歴史もありアラフォー・アラフィフのファッションにも簡単に取り入れられるファッショントレンド。
少し敷居の高いシルクを上手にあつかう基礎知識から、シルクスカーフのコーデ術まで、気になるシルクスカーフを詳しく見てみましょう。
シルク100%の特徴
シルク(絹)とは蚕の繭から取れる長い繊維をよった糸、「生糸」で織られた天然繊維の布です。
シルク100%の生地にはふんわりとした奥行きのある豊かな光沢とハリがあるのが特徴です。
シルクは人の肌と同じタンパク質で出来ているために第二の肌と呼ばれ、その肌なじみ・滑るように柔らかい肌触り・吸湿性・通気性・保温性は群を抜いています。
加えて引っ張り強度・静電気防止・紫外線吸収にも優れていて、化粧品や健康食品に使われるほど人に優しい繊維です。
シルクの短所
良いことづくしのように見えるシルクにも取り扱いの注意点が多いというデメリットがあります。
これはシルクがタンパク質からなる天然物だと理解すると納得ですが、高価なお品ですし長持ちさせたいところです。
取り扱い方の短所としては
摩擦に弱く毛羽立ちやすい・日光で黄ばみやすい・洗濯で縮みやすい・虫やカビがつきやすい
が挙げられます。
シルクの表面はデリケートですので、洗濯機で洗って日なたに干したり汚れたまま置いておくと、風合いが損なわれてしまいます。
一日肌に触れていた場合はドライクリーニングかそれに準じたお洗濯、しまう前には陰干しをして防虫剤や乾燥剤も併用できれば万全です。
このように取り扱いに注意してさえいれば型崩れしにくく、自然に経年劣化してしまうこともないので、何年も愛用し続けられる方も多いのがシルクスカーフです。
お取り扱いに関して、詳しくは< お手入れについて >をご覧ください。
オールシーズン大活躍
シルクスカーフは季節を選ばない通年アイテムとして人気があります。第一にはシルクの温度湿度の調整に長ける快適性能、そして染色がしやすいので発色がよく、カラフルなシルクスカーフにはとても向いています。
春・秋のおしゃれ心が弾む季節にはもちろん、冬の室内防寒やヘッドアクセサリーとしても素敵ですね。
夏には細くねじってカチューシャやバッグの持ち手に巻くと、風になびく様が涼しげです。
パブロヴォポサドのシルクスカーフ
200年の歴史がある老舗ストールブランド、パブロヴォポサドでは創業当初からシルクスカーフが作られてきました。
今日、ウール・コットン・シルク・リネンの天然繊維から約800種類のショール・スカーフ・マフラー・ストール・テーブルクロスを製造しているパブロヴォポサド社。
ロシア最高峰の世界的なプラトークブランドとなっている今でも、シルクスカーフの伝統は守り続けています。
同社の製品は、国内外の多数の展示会に繰り返し出展され、1958年には初めてブリュッセルでの世界展覧会で素晴らしい金メダルを授与されて以来、多くの世界的な賞に輝きました。
染色技術で常に業界をリードし、色鮮やかで肌触りも格別の世界に誇れる品質・デザインのシルクスカーフを生産しています。
シルクスカーフのコーデ術
一見難しそうに感じるスカーフは実は簡単に垢抜けして見える、毎日のスタイリングの救世主です。
あなたの周りにも小物使いが上手でトクをしている人がいますか?
ナチュラルメイクでもカジュアルに崩したファッションにも、上品で豊かな光沢を放つシルクのスカーフを一枚合わせれば一気に印象が華やぎ、若々しく顔映えしておしゃれ力の底上げをしてくれます。
華美にならないアクセサリーとしても重宝しますね。
お気に入りは見つかりますか?
パブロヴォポサドのシルクスカーフは大胆に使えて包容力のある89cm×89cmが圧倒的に多いです。
比較的に大判と言われるサイズで、ショールのように羽織ることも、ストールのように使うこともできます。
シルクスカーフの柄デザインタイプは実に豊富で、デザイン様式にこだわるウールストールとはまた趣の異なったラインナップを見ることができますね。
見るだけでも楽しめるので、是非お気に入りを探してみてください。
How to wear 1
様々なスタイリングをご紹介してきましたが、難しく感じる方には、まずは定番の首に巻くスタイルがお勧めです。
スカーフが全体をまとめるアイキャッチの役割をしてくれますので、シンプル服にも見違えるようなポイントを加えることができます。
同じ洋服でも前を閉じて、スカーフの垂れを服の中にしまい首回りだけで見せると、端正でお淑やかな印象に変わります。
How to wear 2
大判のスカーフならではのひねりの効いた使い方もお手のものです。
帯状に畳むとターバンやベルトの代わりに大人の遊び心あるボリューム感を演出できます。
対角線上に三角に畳むと、バンダナやショールのように使えますし、腰に巻いてパレオにしても素敵です。
スカーフピンを使ったり、ゴムで束ねて花の形にすることもできます。
定番アイテムならではの自分らしいアレンジを楽しみたいですね。